寮付きIT企業とは?費用の目安と注意点|未経験ITエンジニアの上京就職

地方からIT企業へ就職する場合、 住む場所の確保が大きな課題になることがあります。

一般的に、一人暮らしを始めるには敷金・礼金・引越し費用・家具家電の購入費などで まとまった初期費用が必要になります。

そのため、IT企業の中には 社員寮や住宅サポートを用意している会社もあります。

ここでは寮付きIT企業の種類や費用の目安、確認しておきたい注意点について解説します。

目次

1. 寮付きIT企業とは

寮付きIT企業とは、 社員向けの住居を用意しているIT企業のことです。

地方から上京する社員のために、住居サポートを行っている企業もあります。

物件を用意することは、企業にとって資金面でも管理面でも負担があります。 それでも住居を用意しているのは、 長く働いてもらうことを前提に採用しているという姿勢の表れともいえます。

2. 寮付き求人には4つの種類がある

「寮あり」と書かれていても、中身は企業によって大きく異なります。 まずはどのタイプなのかを確認することが重要です。

① 社員寮(会社が所有している物件)
会社が所有するアパートやマンションに入居するタイプです。 敷金・礼金・更新料が発生しないことが多く、初期費用を最も抑えやすい形式です。

② 借り上げ社宅
会社が賃貸契約をして、社員に貸し出すタイプです。 契約者は会社になるため初期費用の負担は軽くなりますが、 物件の契約状況によって入居できる期間が左右されることがあります。

③ 家賃補助・住宅手当
物件は自分で探し、家賃の一部を会社が補助するタイプです。 部屋を自由に選べる一方で、 敷金・礼金などの初期費用は自己負担になります。 また、住宅手当は給与に加算されるため課税対象となり、手取りの増え方は支給額どおりにはなりません。

④ マンスリーマンションなどの一時利用
入社直後の一定期間だけ会社が用意するタイプです。 利用できる期間に上限があるため、 期間終了後に自分で部屋を探す必要があるかを必ず確認してください。

面接で確認したい質問

3. 寮付きIT企業のメリット

寮付きIT企業には次のようなメリットがあります。

特に上京就職の場合、 貯金が少ない状態でも生活を始められる点が大きなメリットになります。

4. 上京にかかる費用の目安

自分で賃貸物件を借りて上京する場合、 入居時に家賃の4〜5か月分程度の初期費用がかかるのが一般的です。

自分で部屋を借りる場合(家賃6万円の物件の例)

合計すると50万円前後になることもあります。

寮を利用する場合
敷金・礼金がなく、家具家電が備え付けで、引越し費用を会社が負担する条件であれば、 入居時の自己負担を大きく抑えることができます

見落としやすい費用

面接で確認したい質問

5. 地方から応募するときの選考と入社までの流れ

地方在住の場合、 選考のために何度も上京できるかが現実的な壁になります。

オンライン面談に対応している企業であれば、 交通費や移動時間の負担なく選考を進めることができます。

入社までの流れは、おおむね次のようになります。

入社日と入居日がずれると、その間の宿泊費が必要になることがあります。 いつから寮に入れるのかは早い段階で確認しておきましょう。

面接で確認したい質問

6. 寮付き求人の注意点

寮付き求人にはメリットがありますが、 次のような点も必ず確認する必要があります。

① 退職すると住まいも同時に失う
寮は在籍していることが入居の条件になっているのが一般的です。 退職や契約終了の際には退去が必要になるため、 仕事と住まいを同時に失うことになります

そのため「辞めたくても辞められない」状況になりやすい点は理解しておく必要があります。 退職時にどのくらいの猶予期間があるかを、入社前に確認しておくと安心です。

なお、退職を理由に寮費や引越し費用の返還を求めるような取り決めは、 労働基準法第16条(賠償予定の禁止)に触れる可能性があります。 そうした説明があった場合は、契約書の内容を必ず確認してください。

② 相部屋かどうか
1人1部屋のところもあれば、ルームシェア形式のところもあります。 プライベート空間が確保できるかどうかは、生活の負担に直結します。

③ 寮費と手取り額
寮費が給与から天引きされる場合、 求人票の金額と実際の手取り額に差が出ます。 水道光熱費が寮費に含まれるかどうかもあわせて確認しましょう。

④ 寮の場所と通勤時間
SES企業の場合は客先で働くことが多いため、 配属先が変わっても通える場所にあるかが重要です。

⑤ 「寮完備」の実態
求人票に寮ありと書かれていても、 実際には自分で賃貸契約を結び、会社は物件を紹介するだけというケースもあります。

⑥ 退去時の費用
クリーニング代や原状回復費用の負担がどうなるかも、 入居前に確認しておきたい項目です。

また、住居の条件だけでなく、 仕事内容や研修制度もしっかり確認することが重要です。

7. IT企業の選び方

住居サポートは魅力的ですが、 住居の条件だけで会社を選ばないことが大切です。

寮があっても、仕事を通じてスキルが身につかなければ、 数年後のキャリアにつながりません。

未経験者を採用しているIT企業の中には、 教育体制や労働条件が整っていない企業も存在します。 くわしくは 未経験IT企業の闇|未経験IT転職の注意点 もあわせてご覧ください。

まとめ

寮付きIT企業を検討する際は、次の点を確認しましょう。

条件を事前に確認できれば、 地方からIT業界を目指す方法として寮付き求人は有力な選択肢になります。

シーキングベストウェイの住居サポート

当社は、地方から上京してITエンジニアを目指す方のために 自社で所有するアパートをご用意しています。

費用について

・敷金、礼金、更新料はいただきません
・火災保険料は会社が負担します
・水道光熱費はご自身のご負担となります

お部屋について

・相部屋はありません(1人1部屋)
・エアコン、洗濯機、ミニ冷蔵庫を設置済み
・共用Wi-Fiを無料でご利用いただけます

選考について

・面談はリモートで実施しています
・選考のために上京していただく必要はありません

生活に必要な家電がそろっているため、 大きな初期費用をかけずに上京準備を進めることができます。

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